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【地上・市役所の土木区分】試験の概要!『ガイダンス』

 

こんにちは!せんせいです!
 

まず初めに『ガイダンス』ということで、
地上・市役所の土木区分における試験の概要をまとめて紹介したいと思います!

 

【地上・市役所の土木区分】ガイダンス

県庁、政令市、市役所…等と地方公務員の土木職を志望する方に向けたガイダンス記事です。

まず重要なのは、『採用フローや試験内容、日程等は自治体ごとに異なる』ということです。

そして次に重要なのが『試験日が異なれば自治体はいくつでも受験していい』ということです。

 

まずは受験案内を見つけよう!

そこで皆さんにまずやっていただきたいのが、『受験案内のチェック』です。

〇〇市役所 受験案内』等と検索すると、その自治体の受験案内を見ることができると思います。

※最新版は試験直前期にならないと更新されないため、基本的には前年度の受験案内を見て、大体の試験内容や試験日程等を確認するといった流れになります。
※試験内容が変更になることもありますので、その点は注意が必要です。
※試験日程に関しては大幅に変更になるケースは少ないです。

 

受験案内のチェック項目

志望先の受験案内(PDF)を見つけることが出来たらチェックして欲しい項目があるので、それをリストで紹介します。

【★受験案内のチェック項目】

  1. 試験日程・試験フロー(筆記試験日だけでなく面接日等も)
  2. 試験内容
  3. 試験倍率
  4. 試験の配点

まずは上記の4点をチェックしてみましょう!

 

【地上・市役所の土木区分】試験日と試験の流れ

志望先すべてにおいて、筆記試験日だけでなく、面接試験日等もチェックしておくようにしましょう。
この段階で、全体の試験の流れをノートやスマホのメモ等にまとめておくことをオススメします。

 

技術職志望の方がよく受ける公務員試験併願先まとめ

【技術(土木)併願先(2021年度の例)】

  • 4/17~4/27:堺市土木(4月実施枠)
  • 4/18:横浜市技術先行実施枠(土木)
  • 4/25:国家総合職(工学区分)
  • 4/27~5/10:京都府総合土木先行実施枠
  • 5/2:特別区・都庁の土木区分(土木造園)
  • 5/6~5/12:京都市一般技術職(土木)<先行実施枠>
  • 6/6:労働基準監督官B(理工系)
  • 6/13:国家一般職(土木区分)
  • 6/20:地方上級土木職(県庁や政令市等)(A日程)
  • 7月以降:B日程やC日程の市役所…等

※これは一例です。
※★がついているのはメインの試験です。
※これ以外にも、受けられる自治体はあります。
※県庁や市役所等では、再募集がかかることもあります。

例えば、土木区分で受ける場合は上記のような試験はすべて受験することができるということになります。
面接日が被ってしまった場合には、諦めなければいけない試験も出てきますが、筆記試験だけならかなりたくさんの自治体等を受けることができるということですね!

仕事内容にこだわりが無いのであれば、【教養のみ】で受験できる行政の特別枠や人物重視区分等を受けるのもアリです!

 

【地上・市役所の土木区分】試験内容

では、次は【試験内容】のチェックです!
地方公務員の試験で、メインとなる試験には上記のようなものがあります。

先ほど試験の流れの中でも説明させていただきましたが、自治体ごとに試験内容は異なります。

集団討論がある自治体もあればない自治体もありますし、面接が1回だけで終わる所もあればそうでないところもあります。

 

【地上・市役所の土木区分】試験内容も自治体ごとに異なる

教養も専門も論文も討論も…試験内容はすべて自治体ごとに異なります!

 

試験内容は自治体のHPで閲覧できることもある

〇〇県庁 試験例題』等と検索すると前年度等の実際の試験の問題を数問、見ることができる場合があります。

数問しか掲載されてないことが多いですが、問題の雰囲気をつかむことができると思いますので、是非チェックしてみてほしいなと思います。

また、論文や集団討論があるような地上の試験等の場合は、論文や集団討論のテーマを閲覧できる場合もあります。
ココのチェックも忘れないようにしてください!

 

【参考】教養試験の内容

こちらは教養試験の問題の内訳の例です。
※自治体ごとに違うので、参考程度に見て頂ければと思います。

 

【参考】専門試験の内容

こちらは専門試験の問題の内訳の例です。
※自治体ごとに違うので、参考程度に見て頂ければと思います。

また、専門記述式の試験は一部の自治体(都庁や特別区等)で課されていますが、それぞれHPで試験問題を閲覧することができますので、その辺をチェックしてみて下さい。

 

【参考】論文・討論試験の内容

論文や討論の内容も自治体ごとに異なりますので、受験先の自治体のHPをチェックしてみてください。

参考にせんせいの独学公務員塾の方の対策記事を紹介させていただきます。

 

【参考】個別面接試験の内容

個別面接についても自治体ごとに内容は大きく異なります。

面接官が3人のところもあれば、7人等とかなり多いこともありますし、面接時間も10分で終わっちゃうところもあれば、40分等とかなりガッツリ行うところもあります。

 

 

家一般職の場合は、面接官が3人、面接時間が15分前後(10~20分で終わる場合が多い)で行われています。
また、評価はA~Eの5段階となっています。

ただ、地方公務員の試験は基本的には『★超人物重視』の配点となるので、個別面接の対策は超重要です!
面接の形式等については、先輩達の体験談等を見てもらうのが一番だと思います。
⇒先輩たちの公務員試験体験記まとめ

 

【参考】面接カードについて

地方公務員の面接試験でも『面接カード(エントリーシート)』を提出することになります。
※項目や文字数等の様式は自治体ごとに違うので、上記の例も参考程度に見て頂ければと思います。

詳しい内容は「せんせいの独学公務員塾(別サイト)」の方で紹介しています。

 

せんせいの独学面接塾について

当サイト(せんせいの土木公務員塾)は、筆記試験対策専門のサイトになります。

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【地上・市役所の土木区分】倍率について

※当然、自治体ごとに試験倍率も異なります。

上の例(神奈川県庁(総合土木)の2020実施結果)のように、土木区分の倍率は筆記試験が1~1.5倍の間、面接試験も1~1.5倍の間で推移している自治体が多いと思います。

 

【注意点①】年度ごとに倍率は違う

地方の市役所等では、採用予定者数が少ないところもあります。そして倍率は年度ごとに変わってくるので、倍率が低いからと言って舐めてかかると痛い目にあってしまうことがあります。

例えば、採用予定者数が5人で申込者数が30人等と多くいた場合、公務員試験は競争試験なので、他に優秀な人が5人いたら、自分がいくら得点を取ろうが受からないと、こういう状況になってしまうこともあります。

 

【注意点②】倍率が高い自治体もある

特に政令市等の大きい自治体では、受験生の数が多かったり、受験生の質が高かったりすることが多いです。

年度ごとに受験生の質が違ってくるので、他の人に負けないように一生懸命試験対策を行うということが大切になってきます。
地方国立大学等の土木系の学科に所属している方等からの受験生も多いので、皆さんも負けないように対策頑張っていきましょう!

また、倍率自体は低いですが、問題レベルや面接難易度自体が簡単なわけではないので、この点にも注意してほしいなと思います。

 

【地上・市役所の土木区分】試験配点

※試験の配点も自治体ごとに異なります。

こちらは静岡県庁の土木の配点(例)ですが、このように土木区分の場合は専門試験の配点が大きくなっていることが多いです!

また、面接等の人物試験の配点がめちゃくちゃ大きいのが地方公務員の試験の特徴と言えます。
試験配点も受験案内に記載されていることがあるので、チェックしてみてください。

最近は教養試験を廃止したり、教養試験を簡易化したりしている自治体が目立ちます。
土木区分の受験生は専門試験の勉強に力を入れて取り組んでほしいなと思いますが、それ以上に面接試験の対策を頑張ってほしいなと思います!

 

【地上・市役所の土木区分】合格ボーダー点

平均点や配点、ボーダー点等は非公表となっている自治体が多いため、明確なボーダー点を紹介することはできません。

過去の傾向や倍率等から推測するに、筆記試験のボーダー点は3割程度と、かなり低い自治体が多いと思います。

 

【地上・市役所の土木区分】筆記試験の目標点(目安)

そこで、一つ勉強の目標としたいのが『教養も専門択一も5割を目指そう』ということです!
(上位で合格を狙う方は、教養7割、専門8割くらいを目標に思いっきり頑張ってほしいなと思います)

これくらいの実力が身についたら後は、論文や面接勝負だと思ってOKです!

特別区の試験は論文の配点が大きいと思いますので、特別区志望の方は論文対策には力を入れて取り組んでほしいなと思います。
また論文対策の経験は他の試験でも活きてきます。

 

【地上・市役所の土木区分】採用先の部署

自治体の試験に合格したら当然、その自治体の職員となりますが、土木区分で採用になると配属される部署もある程度決まってきます。

【土木職員の主な配属先(参考)】

  • 都市計画関係の部署
  • 道路整備関係の部署
  • 河川関係の部署
  • 砂防関係の部署
  • 上下水道関係の部署
  • 防災関係の部署…等

※自治体ごとに配属先されやすい部署は異なってきます。
※受験案内に配属予定の部署等が記載されていると思いますので、その辺をチェックしてみてください。

変な話、土木の職員が市民課等の部署に配属になることは基本的にはありません。

 

ではこれで【地方公務員の土木区分のガイダンス】はおしまいです!

お疲れさまでした!

試験ごとに試験内容や配点、ボーダー点…等はすべて違うので、
他の試験を受ける方は、他のガイダンス記事もあわせてお読みください☺